■時期: 2016年11月25日(金)13:30~17:00
■場所: かでる2.7(札幌市中央区北2条西7丁目)710号会議室
■主催: (地独)北海道立総合研究機構環境科学研究センター、酪農学園大学
■協賛: 地球惑星科学連合大気水圏セクション(予定)
■後援: 大気環境学会北海道東北支部、気象学会北海道支部
■参加費:無料
■プログラム:
ブラックカーボン(BC)とは、聞きなれない方もおられるでしょう。コピー機のトナーを思い浮かべる方もいらっしゃるかもしれません。今回のシンポジウムで取り上げるのは、大気中の煤でもある黒色炭素粒子のことです。
これらは、大部分はPM2.5と呼ばれる微小粒子として健康影響が、また黒色であるため太陽光を吸収する温暖化物質としての影響が懸念されるところであり、道民への影響も大きい大気汚染物質です。
プログラム
司会進行 野口 泉 (北海道立総合研究機構)
13:30 開会 挨拶 山田 恵二 所長 (北海道立総合研究機構 環境科学研究センター)
第一部 基調講演
座長 能田 淳 (酪農学園大学)
13:40―14:20 「ブラックカーボンとは -健康影響、温暖化影響など-」
村尾 直人 (北海道大学 工学研究院)
第二部 一般講演
座長 馬場 賢治(酪農学園大学)
14:20―14:45 「サイン シャンドの火力発電所から排出する煤の動態分布」
星野 仏方 (酪農学園大学)
14:45―15:10 「日本のバックグラウンド域におけるブラックカーボンの大気中濃度およびその沈着量」
兼保 直樹 (産業総合研究所)
15:10―15:25 「北海道内のPM2.5中ブラックカーボン濃度の変動について」
秋山 雅行 (北海道立総合研究機構環境科学研究センター)
15:25―15:40 休憩
座長 秋山 雅行 (北海道立総合研究機構環境科学研究センター)
15:40―16:05 「積雪中のブラックカーボンとその雪氷変動及び気候への影響」
安成 哲平 (北海道大学 工学研究院)
16:05―16:30 「ブラックカーボンとバイオエアロゾルの相互関係について」
能田 淳 (酪農学園大学)
16:30―16:55 「バイオマス燃焼起源のブラックカーボン」
野口 泉 (北海道立総合研究機構)
16:55―17:00 閉会
【お問い合わせ】北海道立総合研究機構 環境・地質研究本部 野口まで
(e-mail:izumi@hro.or.jp, Tel:011-747-3531, Fax:011-747-3254)