NEWS NO.135(2013年度)
第2回障がい者の農業参加による地域の活性化を考えるシンポジウムを開催
農林水産省北海道農政事務所などが主催(共催:本学、協力:江別市)の「障がい者の農業参加による地域の活性化を考えるシンポジウム」が1月25日、本学中央館1階学生ホールにおいて開催され、農業関係者や福祉関係者をはじめ、行政関係者、教育関係者、一般市民、本学学生約320名が参加しました。
シンポジウムは本学の義平大樹教授(循環農学類 作物学研究室)の司会によって進められ、はじめに、主催者である江別市議会議員(障がい者の農業参加による地域の活性化を考える考える会)の石田武史氏、農林水産省北海道農政事務所所長の武石徹氏、江別市の三好昇市長が開会あいさつを述べました。
続いて、フラワービレッジ倉渕生産組合理事長の近藤龍良氏による「農業分野における障がい者雇用の今後の展望」、岐阜大学フィールド科学研究センター教授の大場伸哉氏による「大学付属農場における障がい者雇用と特別支援学校との連携」、農業生産法人「野楽」専務取締役の 西浦貴史氏による「江別市近郊の農場における障がい者雇用の実践例」、鳥取県障害者就労事業振興センターセンター長の濱田和弘氏による「鳥取県における農福連携の取り組みについて」、JA共済総合研究所主任研究員の濱田健司氏による「障がい者の農業参加を支えるネットワークづくりの必要性」の基調講演が行われました。
総合討論では活発な意見が交わされました。最後に、本学の干場信司学長が閉会あいさつを述べ、シンポジウムを終えました。
