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Channel: 在校生の方へ –酪農学園大学 | 獣医学群・農食環境学群
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中標津町と本学共催の域学連携セミナー開催

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NEWS NO.147(2013年度)

域学連携セミナー開催-中標津町と酪農学園大学の共催-

 

 中標津町主催、中標津町農協酪農対策協議会、計根別農協酪農対策協議会、中標津町教育委員会と酪農学園大学の共催による「域学連携セミナー」が2月27日に中標津町総合文化会館で開催されました。

 中標津町やJA中標津、JA計根別などが、日頃問題としている酪農に関する課題や町民の方々興味を持っているテーマに応えるためのセミナーとして企画されました。酪農学園大学から、獣医学類獣医衛生ユニットの樋口豪紀准教授による「「マイコプラズマ性乳房炎~マイコプラズマの最新知見を活かすため~」、循環農学類有機農学研究室の三木直倫教授による「土の性質と野菜づくり」と題した2つ話題提供を行いました。

 

 樋口准教授からは、「マイコプラズマ性乳房炎が最近なぜ増加しているかは不明だが、牛群を常に観察・検査し、侵入しても手順に沿って粛々と対応すれば、早期に清浄牛群に戻る可能性が高い。根室管内は対策がもっとも進んでいる地域であり、今後とも関係者一丸となった対策でこの病気を抑制していくことを期待している」との話がありました。

 三木教授からは、「中標津の土壌は野菜づくりに適しており、家庭菜園でいろいろな野菜づくりを楽しみましょう。そのためには、秋からの土づくりがポイント、堆肥と肥料を上手に使いましょう」との話があり、プランターで「寒締めベビーリーフ」を作ってみましょうと、「酪農大特製培土」の紹介もありました。

 酪農経営者の方々や一般の町民の方々など、約150名の参加があり、参加者から内容について質問や意見も多数だされ、有意義なセミナーとなりました。主催者、共催者との間でこれからも継続してセミナーを企画していくことを確認して終了しました。

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