NEWS NO.83(2018年度)
見て聞いて楽しむフィンランド芸術鑑賞を開催
12月11日(火)の学校礼拝は、北欧フィンランドの伝統楽器「カンテレ」奏者のあらひろこさんとヒンメリ作家の山本睦子さんをお招きし、日本ではなかなか触れることのできないフィンランドの芸術を見て聞いて楽しむイベントを企画しました。
あらひろこさんは、日本ではあまりカンテレが知られていなかった1990年代から、国内では数少ないカンテレ奏者として活動。伝統曲や自作曲、即興を中心に、独特の空気感を持つカンテレの瑞々しい音色をさまざまな場で届けています。
またコンサート会場(黒澤記念講堂)ロビーには、本学の畑で栽培したライムギの麦わらを使用した「ヒンメリ」を飾り付けました。ヒンメリは、作物の豊穣を願って作られているフィンランドの伝統装飾品です。ヒンメリアーティストの山本睦子氏の指導のもと、本学の学生が制作したものです。
今回のイベントには、ヒンメリの麦わらを提供した義平ゼミとヒンメリを作成した宮崎ゼミが協力して、このようなフィンランドの文化に触れる芸術鑑賞企画となりました。会場には、一般市民も参加して学生と一緒に芸術鑑賞を楽しみました。