NEWS NO.111(2018年度)
本学学生考案の「三笠うめ酢レシピ集」が大好評!
本学の食と健康学類管理栄養士コース・栄養教育学研究室(杉村留美子准教授)4年生・6人の学生が、三笠市の社会福祉法人明日佳と共同し、「三笠のうめ酢レシピ集」(20品)を作成し好評を得ています。
うめ酢とは、梅干をつくる際にでてくる調味液のことをいいます。梅干は梅を塩で漬 け込みますが、塩の効果により梅から水分が出てきて、梅が液体に漬かった状態になりま す。この液体をうめ酢といいます。
三笠市には明日佳が運営する梅園があります。毎年5月初旬から 中旬に梅の花は満開となり、三笠梅祭りが開催されます。これらの生梅は梅干し として加工され、三笠の梅を用いた無添加のうめ酢が作られます。
うめ酢は一般的な「酢」のイメージと違い塩分が強いため、これを生かした料理を考えてほしいと明日佳から依頼を受け、2年前からプロジェクトが発足しました。学生たちはクエン酸(疲労回復に効果的な栄養素であり、爽やかな酸味が特徴)などの良質な梅の栄養がこのうめ酢に含まれていることに目をつけ、醤油に代わる調味料と して毎日の食事にうめ酢を取り入れることを考えレシピ集にまとめました。また、うめ酢のデザインにもアイデアを提案するなど積極的に取り組んできました。
レシピ集はうめ酢の付録としてセットされ、三笠市の道の駅や高校生レストランで販売されています。
全員:「三笠はお年寄りが多く住む町なのでレシピの文字も大きく見やすくし、冊子の大きさは持ち帰りやすいポケットサイズに工夫しました。うめ酢は”酢”というよりも塩分を強く感じますが、