NEWS NO.8(2014年度)
「国際交流フェア2014」開催
「国際交流フェア2014」が4月30日(水)12時から20時まで、本学にて開催されました。
国際協力機構(JICA)、国際農業者交流協会、北海道農業公社、日本青年海外派遣センター、オセアニア交流センター、国際ビジネスコミュニケーション協会(TOEIC)、アルプロス(英会話講座)、北海道アルバータ酪農科学技術交流協会の8団体による個別相談、学生・教職員の海外体験談、パネルディスカッションが行われ、海外での協力隊、農業研修、あるいは留学に関心を持つ学生が続々と訪れました。
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英会話無料講座では、「Mr. AdrianによるLet’s talk in English」と題して50分にわたる体験レッスンが行われました。『Good first impression(良い第一印象)』をテーマに、初対面の人とのあいさつや、会話の弾ませ方などを練習しました。
海外体験談発表では、海外農業研修などに参加した4名の学生がそれぞれ自分の体験を語りました。
2013年3月から2014年3月まで1年間の、スイスでの海外農業研修体験について話しました。 「スイスの果樹園・養鶏農家に、10人の研修仲間と共に滞在しました。農業研修のほか、『家政』という食事の支度、掃除、洗濯なども全て行います。朝の6:30から12:00まではご飯の支度や掃除をして、13:00から19:30までは農作業です。夏期休暇をもらってあちこちに旅行できましたし、研修終了時の休暇では念願のアウシュビッツを訪れることもできました。 行く前は、休学すること、語学、文化の違いなど不安だらけでしたが、実際に行ってみると、最初はすごく困ったこともありましたが、だんだん慣れて楽しくなりました。ホストファミリーの方とけんかしたりもしましたが、それでより絆が深まったと思います。スイスは文化も価値観も日本と違う国ですが、そこでわかり合えたのがうれしかったです。またスイスに行きたいし、スイスが大好きになった1年間でした。 後輩に言いたいのは、時間があって余裕があれば、ぜひ海外に行っていただきたいです。とにかく行ったもの勝ちです!」 | |
2014年1月から2月まで2ヶ月間のベトナムでのインターンシップ体験について話しました。 「ハノイ公衆衛生大学校でインターンシップを体験しました。観光に行く暇も無く研究に没頭する毎日でした。いろんな機関に行かせてもらい、普段出会えない人たちと出会えたことが楽しかったです。ハノイ国立獣医学研究所では、ベトナムで考古学を勉強している日本人の方に出会い、その方に励まされてがんばれました。恩人のような方です。 ベトナムは橋に砲弾の跡があったり、身近な方が亡くなったという話を聞いたり、戦争の傷痕がまだまだ残っているのを感じました。旧市街は人もバイクもあふれていて、まさにカオス状態でした。すり、ひったくりなどの軽犯罪はありましたが、みなさん親切で、食べ物がとてもおいしいです。そしてスリムな美人さんが多かったです! 海外で研究をするなら、英語の語学力は必須と感じました。さらにコミュニケーション能力も必要です。国外から日本を見ることで見識を広げるためにも、どんどん海外に行くべきだと思います」 | |
18時からは学生ホールにおいて、各参加団体による海外農業研修の募集説明、青年海外協力隊派遣事業の募集説明などが行われました。その後在学生や卒業生による体験談を交えたパネルディスカッションが行われ、20時に閉会しました。