NEWS NO.9(2014年度)
「公務員獣医職合同説明会」開催
「公務員獣医職合同説明会」が、5月8日(水)9時から16時まで、本学にて開催されました。
37の道府県庁、国の機関、札幌市の家畜衛生部門の担当者等が集まり、中央館1階と2階に個別ブースを設け、公務員獣医師を目指す学生(4~6年生対象)に業務内容や採用情報などの説明を行いました。数多くの公共団体が一堂に会しての合同説明会は今年で3回目の開催となりますが、例年になく各ブースに学生たちが集まり、熱気にあふれた会場風景となりました。



合同説明会について、獣医学類長の竹花一成教授は、「各団体の方々に一堂にお集まりいただくことで、学生たちは複数の団体の話を聞き、業務内容や待遇などを比較検討することができます。団体の方々も、より効率的に説明をすることができます。6年生の学生たちには、スーツを着用して来るように就職部より指導がありました。これらは今後必要である面接のマナー、身だしなみ、エントリーシートの書き方など、これからの就職活動や社会人としてのための良い訓練の場ともなります」と話しました。
参加した獣医学類6年生の門多優さんは、「公務員獣医師になるのが、入学した時からの目標でした。食べることが好きなので、食の安心・安全は大事なことだと考えています。だから、小動物ではなく生産動物と関わる獣医師になりたかったんです。愛媛県出身なので地元に帰ることを考えていますが、それだけにはこだわらずに、いろいろなところの話を聞かせていただきたいと思っています。4年生の時から参加して今年で3回目ですが、今回は参加しやすい日程でした。ただ、混んでいる上、みんな長い時間説明を聞いているので、なかなか目当てのブースが空きません!」と話しました。
学生の相談にあたった愛媛県の公務員獣医師は、「今年はとても盛況です。公務員獣医師になることを真剣に考えている学生さん大勢とお話ができたのは良かったですね。もう既に進路についてある程度気持ちを固めている6年生はもちろんですが、4年生や5年生にもどんどん来ていただきたいと思います。早いうちから多くの情報を仕入れて、将来の道を決断する参考としていただきたいです」と話しました。