NEWS NO.105(2014年度)
札幌グランドホテル小泉総料理長が本学で調理実習
11月10日(月)、本学と包括連携協定を結ぶ札幌グランドホテルの小泉哲也総料理長による授業「調理学実験・実習Ⅰ」が、調理実習室で行われ、管理栄養士コース1年生約40名が受講しました。
実習メニューは「鶏もも肉のグリル タンドリー風 彩り野菜のラタトゥイユ添え」「じゃが芋のお好み焼き(フリッコ)サラダ添え」「コーンチャウダー」の3品です。最初に、小泉総料理長が実演をしながら調理のポイントを解説し、その後、学生たちが実際に調理をしました。小泉総料理長は各調理台を回りながらアドバイスや手助けをし、完成した料理を全員で試食しました。
小泉総料理長は、「このメニューは、基本的にホテルでお出ししている料理を、作りやすいようにアレンジしています。学生さんたちの腕前はたいしたもので、感心しました。まずは調理の楽しさを感じ、決して難しくはないということを知ってもらいたいですね」と話しました。
担当の石井智美教授(食と健康学類 臨床栄養管理学研究室)は、「プロの料理の仕方を知ることができる、貴重な機会です。札幌グランドホテルさんは北海道の食材を生かしたメニューを作っており、この授業で多くのことを学べたと思います」と話しました。
調理をした学生たちは、「難しいところもありましたが、小泉総料理長がとても気さくに何度もアドバイスをしてくださったおかげで、うまくできました」「トマトのカットの仕方をがんばって褒められました」「ホテルのディナーのような華やかな料理が完成して、感激です」と感想を述べました。