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Dear RGU ~青年海外協力隊 マレーシア報告Ⅲ

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NEWS NO.30(2016年度)

Dear RGU ~青年海外協力隊 マレーシア報告Ⅲ

 


 こんにちは!西村です。

 第三弾になる今回の報告では、マレーシアの食事事情についてお伝えしたいと思います。

 青年海外協力隊の派遣期間は、基本的に2年間です。長い間に渡って異国に住むことになります。その為、毎日摂る食事はとても大切であり、食事が合うか合わないかは活動を行うにあたっても非常に大きな問題になります。

 ここマレーシアは多民族国家でありマレー系、中華系、インド系、さらには東マレーシアのボルネオ島にはカダザン族、ドゥスン族、バジャウ族、イバン族等の先住民族によって構成されています。それに合わせて料理も実にさまざまな種類があります。マレー料理、中華料理、インド料理、また、中華料理とマレー料理を組み合わせたニョニャ料理の4つがマレーシアを代表する4大料理となっています。スパイスをふんだんに使ったもの、ココナッツやピーナッツソースを使ったもの、季節のフルーツを使ったデザートなどバリエーションの多さに驚きます。また、任地であるコタキナバルは港町でもあることから、シーフードを使った料理も非常に有名であり、他の地域に比べて安価でもあります。赴任して半年少々が経った現在、食生活にはほとんど困っておらず、それどころかおいしい料理ばかりで非常に満足しています。ただ、一つ気を付けなければならないのが、ほとんどの料理でたくさんの油が使われている事です。ある程度コントロールをして食事を摂らなければ、健康状態に問題が起きてしまいます・・・。引き続き健康には留意をしながらも、まだまだ堪能できていないマレーシアの食文化を存分に楽しんでいきたいと思います。

 最後に食事をするという事は、もちろんお腹を満たすという大切な意味があります。しかし、それだけではなく現地の人々と早く仲良くなるチャンスでもあると思っています。それはたとえ言葉や習慣が異なっていたとしても、人間誰しも食事を摂るからです。そこで同じ食事を囲みながら談笑する事ができれば、きっと仲間として認めてくれているのでしょう。こんな日常のふとした瞬間にも活動を円滑に行うヒントが隠れていますね。

 おいしい料理の写真を目だけでお楽しみください!!笑

 写真はほんの一例で、まだまだたくさん種類があります。 それでは、また。

 

◆マレー料理

1.ナシクラブ:花で染めた青色の米が特徴的で、鶏肉や野菜を沿えて食べる。 1.ナシクラブ

2.サテ:鳥や牛を使った日本で言う焼き鳥。ピーナッツソースを付けて食べる。

2.サテ

卍中華料理

3. サンニョック麺:豚肉・レバーが入っており、サバ州では至る所に豚を扱った店がある。

3.サンニョック麺

4. 海鮮:魚・エビ・貝等の海鮮を焼き・蒸し・揚げるなど、いろいろな料理法で食べられている、種類が非常に豊富。

4. 海鮮

インド料理

5.ロティチャナイ:パンにカレーや豆のソースをつけて食べる。30円程度と安く、朝食の定番!

5.ロティチャナイ

6. バナナリーフカレー:バナナの葉を皿代わりにして、スパイスのきいたソースと食べる。

6.バナナリーフカレー

♣ニョニャ料理

7.カンクンブラチャン:空芯菜をアミエビを混ぜたペーストで炒める。独特な香りが特徴。 7.カンクンブラチャン
8.ニョニャラクサ:ココナッツミルクとカレーが合わさったラーメン。とてもまろやかな口当たり♪ 8.ニョニャラクサ

 

第1弾の報告→http://www.rakuno.ac.jp/article-42745.html

第2弾の報告→http://www.rakuno.ac.jp/article-45947.html


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