NEWS NO.79(2016年度)
RGU植物図鑑~『ヤマイグチ』(山猪口)
Leccinum scabrum
イグチ目 イグチ科 ヤマイグチ属
( Leccinum → ギリシャ語の皿+ ~に関するの意、 scabrum → 粗い、ざらざらした )
【特徴】
- シラカンバ林の広葉樹下で、苔生した緩い勾配のある地上に単生~散生します。
- 6月~9月頃に発生する、外生菌根菌です。
- 幼菌:30×50×15-20mm 成菌:100×80×20-38mm
- 傘は半球形~平らなまんじゅう形。傘表面はくすんだ茶褐色で、湿時粘性があります。
- 管孔は淡黄白色で孔口は小形でほぼ円形です。
- 柄は灰白色地で、黒色の細かい鱗片を付すのが特徴です。中実です。
- 同属にはアオネノヤマイグチやキンチャヤマイグチシロヤマイグチなどがあります。
- 特に幼菌時は柄が硬くしまっているため、食用となります。


