NEWS NO.120(2017年度)
「世界展開力事業」カセサート大学派遣生が帰国報告会を実施
酪農学園大学、北海道大学、東京大学の3大学とタイのカセサート大学との連携で単位互換を伴う獣医学部学生の交換留学プログラムは、本年が事業の最終年度となります。カセサート大学で約3か月間に渡る派遣研修プログラムを終えて先月帰国した本学獣医学類5年生による研修報告会が、1月18日(木)に行われました。
報告会では、カセサート大学の紹介、バンケンキャンパスやカンペンセンキャンパスでの授業内容や日常生活の様子、タイの文化等について、派遣生15名全員が持ち回りで発表しました。学生たちは、「微笑みの国」と呼ばれるタイの人々がとても陽気で暖かく、困っていると必ず助けの手を差し伸べてくれたことに感謝していると話し、最後に「僕たちがタイで体験したことを、皆さんも同じように体験して欲しい」と、会場で聴講した4年生へ向けたメッセージを送って締めくくりました。
また、引率教員として派遣生を現地で指導した蒔田浩平准教授(獣医疫学ユニット)から「このプログラムを通して、勉強以外でも、みなさんが人間的に大きく成長したことが感じられました」と感想が述べられました。
文部科学省の採択事業である本プログラムは本年度で一区切りとなりますが、獣医学類5年生を対象とした単位互換を伴うカセサート大学獣医学部への派遣生募集は来年度も予定されており、応募を志す獣医学類4年生に向けて、早めに英語力のレベルアップに取り組むよう、事務担当者から連絡がありました。