NEWS NO.13(2018年度)
酪農学園大学で初の実習犬譲渡
5月18日(金)、酪農学園大学本館で実習犬の譲渡式が行なわれました。
通常実習に使用された犬は、老齢や病気でその役目を終えますと、治療を受けた上で死亡するか老齢犬研究に用いられることがほとんどでした。今回は心優しい学生と多くの先生方のご協力とご理解を得て譲渡の運びとなりました。実習犬譲渡は、本学で初めてのことです。学長・学類長立会いのもとで譲渡式が行なわれ、式典の最後には記念撮影も行なわれました。多くの笑顔に囲まれて、実習犬だった「しょうゆ」(愛称)の伴侶動物としての後半生がはじまりました。数多くの獣医師誕生に貢献し、もうすぐ10歳になる「しょうゆ」が、余生を温かい家庭で心安らかに過ごしてくれることが、送り出した私たちの願いです。