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Channel: 在校生の方へ –酪農学園大学 | 獣医学群・農食環境学群
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「たのしい理科実験講座」を大学で開催

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NEWS NO.54(2014年度)

「たのしい理科実験講座」を大学で開催

 

 エクステンションセンター生涯学習課主催の「たのしい理科実験講座」が、7月20日(日)に、本学B4号館の生物学実験室及び化学実験室で開催されました。受講者は、7歳から80歳代の方までの子供16名、大人17名の合計33名で、親子連れやお孫さんと一緒など、幅広い年齢層の方々の参加がありました。

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 講義1は、獣医学類岩野英知准教授(獣医生化学ユニット)による「体のしくみを知ろう」をテーマに、講義と実習を行いました。

 岩野先生は、初めに獣医師の仕事について説明したあと、グループごとに動物の大きな骨や心臓、ゾウの鼻の輪切りを見てもらいながら、骨格について説明しました。また、マウスの解剖の実験映像を使い、空気が肺の奥の細胞まで届いている様子などの動物の体の仕組みについて解説しました。説明を受けた受講生の方々は顕微鏡を使い、マウスの肺細胞や肝細胞を観察され、酸素の必要性、DNAの役割について学びました。

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 講義2は、循環農学類玉利和弘教授(学校経営論研究室・教職センター)が「アッと驚く身近な化学実験」をテーマに、講義と実験を行いました。

 玉利先生ははじめに「野菜に含まれる色素を取り出して、たのしいお絵かきをして、化学の世界へ飛び込みましょう」と話され、酸性・中性・アルカリ性を知る実験を行いました。化学反応で眩しい光が発生したり、ポンと袋が割れる音が出たりと驚く実験が続き、受講生の方々は夢中になっていました。次の実験ではムラサキキャベツの色素の抽出を、グループごとに相談しながら行いました。最後の実験は、色素の抽出で用いたアルコールの性質を利用してロケット飛ばすということを行い、それぞれのグループでロケットの威力が違い、受講者の方々はとても面白そうに実験を楽しんでいました。

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 親子連れの方も多く、また年配の参加者と子供たちが一緒に実験を行い、終始和やかな理科実験講座となりました。

 

酪農学園大学エクステンションセンターより(2014.07.29)


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