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Channel: 在校生の方へ –酪農学園大学 | 獣医学群・農食環境学群
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2014年度 マレーシア・サバ大学研修閉講式

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 NEWS NO.68(2014年度)

2014年度 マレーシア・サバ大学研修閉講式

 

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 マレーシア・サバ大学は、本学と交流協定を締結しており、2007年度から本学の学生を海外実習生として受け入れてもらうとともに、2012年度からは、サバ大学の学生を本学で研修生として受け入れています。今回はその受け入れの3回目で、環境共生学類の環境GIS研究室(金子正美教授)が窓口となり、サバ大学の5名の研修生が、7月1日(火)から10週間の研修を受け、9月4日(木)に閉講式が行われました。

P1080091 5名は科学技術学部(熱帯生物多様性保全研究所所属)の学生であるため、環境分野の研修を主体とし、環境共生学類の研究室での研修のほか、知床、釧路湿原、洞爺湖、占冠村での生態調査、知内高校、滝川高校、天売島、余市町ハル農園での環境教育、語学教育、学生との交流プログラムなどを行いました。

 

 はじめに干場信司学長が、「今後、サバ大学と酪農学園大学の関係がさらに強固なものになることを願っております。そして、あなたたちがそのための力となってくれると、私は確信しています」とあいさつしました。

 続いて修了証が授与され、記念写真を撮影後、5名の研修生、Tan Hian Tat(タン)さん、Loke Kin Man(ローク)さん、Samuel Koh Wee Han(サム)さん、Chai Chuan Jian(チャイ)さん、Kevin Foo(ケビン)さんが、プロジェクターを使いながら研修報告を行いました。

 

P1080112-1●研修報告

 「私たちは今日、約10週間の酪農学園大学での研修を終えました。サポートしてくださいました金子先生はじめ諸先生方、スタッフの方々、学生の皆さんに心より感謝申し上げます。

P1080112-2 今回の研修では、道内のいろいろな場所へ行きましたが、北海道の気候や環境、風土、文化など、全てが好きになりました。特に食べ物がとてもおいしかったです。

 研修内容はマレーシアでは経験できないことばかりでしたが、学んだことは私たちが住んでいるマレーシア・サバ州においても生かせることが多かったと思います。特に、北海道の雄大な自然環境と人間の活動との調和を目指しながら、持続可能な社会を作る取り組みについて学べたことが大きな収穫となりました。私たちの住むボルネオ島は生物多様性の宝庫と言われていますが、人間の経済活動による環境破壊などで急速に自然が失われている場所です。この研修で学んだ「持続可能な社会」という考え方は、私たちの国で抱える問題を解決するのにとても大事なキーワードであると思います。

 また、酪農学園大学の学生との交流の中で学んだことも多く、彼らがとても活動的に学生生活を送っている姿を見て、私たちも勉強ばかりではなく、もっといろいろな場所へ行き、学生にしかできない経験をたくさんしようと思いました。これからも、私たちサバ大学と酪農学園大学の学生交流が続いていけばいいと思います。またいつか北海道を訪れたいです。

 本当に2ヶ月間お世話になり、ありがとうございました。また会いましょう」。

サバ大研修写真1サバ大研修写真2サバ大研修写真3 

 

 発表終了後には研修生から金子教授へプレゼントが渡され、研修の感想などについて質疑応答が交わされました。その後、大学生協の食堂に場所を移し、担当教員や本学学生を交えて最後の昼食を楽しみました。

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