NEWS NO.78(2014年度)
とわの森三愛高校の交換留学生グリガーさんが表敬訪問
とわの森三愛高校で9月22日(月)より1年間の留学生活を送るエデン・ローズ・グリガーさんが、10月7日(火)に本学を表敬訪問し、干場信司学長とエクステンションセンター所長佐々木均教授(循環農学類 応用昆虫学研究室)と懇談しました。
グリガーさんは、アメリカのニューヨーク州クーパーズタウンから、ロータリークラブの交換留学プログラムで来日しています。クーパーズタウンの場所を地図で示し、「人口2,000人の小さな町ですが、野球がとても盛んで、野球殿堂博物館があることで有名です」と日本語も交えながら紹介しました。「このプログラムに参加したのは、周りの大勢の友人たちが世界中ですばらしい体験をしていたからです。江別市については、札幌市に留学した友人がいるので、少し知っていました」と話しました。日本語を聞き取るのがまだ難しいというグリガーさんに、干場学長は、「もうすでに上手ですよ。私が1年間アメリカに行っていた時は、英語が聞き取れるようになるまでに6カ月かかりましたが、グリガーさんは3、4カ月ですばらしく上達すると思います」と激励しました。
干場学長はグリガーさんに、本学の歴史や、三愛精神、健土健民思想、循環農法図などについて説明しました。グリガーさんは、「環境について、私もとても関心を持っています。私の学校の地域には『Envirathon(エンバイラソン)』という環境コンクールがあって、野生生物と水や土などの環境をシミュレーションして競い合うのですが、私のチームは2位に入りました。私の母も環境問題に関心があり、子どもたちの給食に自分の農場で作ったレタスを提供するなどのボランティア活動をしています」と話しました。干場学長は「これから1年間、多くのものを学んでくれることを願っています。がんばってください」と述べました。