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Channel: 在校生の方へ –酪農学園大学 | 獣医学群・農食環境学群
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本学と北大が合同でカセサート大学獣医師臨床研修の閉講式を実施

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NEWS NO.119(2014年度)

本学と北大が合同でカセサート大学獣医師臨床研修の閉講式を実施

 

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 文部科学省の大学の世界展開力強化事業(AIMSプログラム)に採択され、本学、北海道大学、東京大学の3大学とタイのカセサート大学とが、単位互換をともなう獣医学部学生の交換留学(臨床研修)を行っています。この取組の目的は、タイではASEAN諸国のリーダーとなる獣医師を、日本ではアジアの状況を把握し世界的な視野で活躍できる獣医師を育成することです。

 本学と北海道大学は、9月よりカセサート大学から20名の留学生を受け入れ、10名ずつの2グループが各大学で6週間ずつ、合計12週間の研修を行いました。このたび研修が修了し、2大学合同での閉講式が12月4日(木)に本学で行われました。

 

P1120639 はじめに、干場信司学長が、「みなさん、北海道大学と酪農学園大学で、多くのすばらしい経験をされたと思います。勉強だけではなくタイと日本の文化の違いを学び、学生たちや教員との交流も楽しんだことでしょう。このプログラムが、カセサート大学と日本の2大学の架け橋に、そしてタイと日本との、ひいては獣医学の世界的な架け橋となることを願っています」とあいさつしました。続いて、カセサート大学獣医学部Nirut Suwanna講師が、北海道大学と本学の受け入れに対して感謝の言葉を述べました。

 

 続いて、研修生による成果発表が行われました。

 Thanawat ChaisiriratさんとSasiphim Puranapanさんは、小動物、大動物、繁殖、手術などについて学んだ内容を発表し、「最新技術や最新設備を学ぶことができました。疾病予防や健康管理、衛生管理のほか、日本の食品安全システムなど、広範囲に渡って学習できました」と話しました。

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 Weerapong LaovechprasitさんとYosanun Sukmaiさんは、本学の印象について「盛大な歓迎会を開いてくれて、すぐに大勢の友人ができました。みなさん、私たちを親しい友人や自分の受け持ち学生のように接してくださり、本当に感謝しています。6週間の研修は短く、もっと講義を受けたり症例研究をしたいと思いました」と話しました。

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 発表終了後は、北海道大学の稲葉睦教授(大学院獣医学研究科長)がプログラムの総括と次年度の展望について話し、修了証の授与を行って閉講式は終了しました。その後、担当教員や本学学生を交えての懇親会が開催され、名残を惜しみながら交流しました。

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