NEWS NO.140(2014年度)
外国人留学生や招へい研究者を招いて、新年お茶会を開催
本学の外国人留学生、招へい研究者、JICA日系研修員を招いての新年お茶会が、1月15日(木)に中央館において開催されました。この催しは、外国から来ている留学生同士の親睦を深めると共に、日本の正月の雰囲気を楽しんでもらおうという目的で行われました。中国やモンゴル、パラグアイ、スウェーデンなどから来ている26名に加え、日本語通訳ボランティアや担当教員など、約40名が参加しました。
中国新疆ウイグル自治区からの留学生、ジュラット・マイマイティさん(大学院博士課程)は、ウイグル伝統のフォークダンスを披露し、喝采を浴びました。
「ウイグルでは、3月に春の到来を祝う祭が行われます。遊牧民族が、新しい一年に豊かな収穫が得られることを願って、歌ったり踊ったりして楽しむ祭です。これはその時の踊りで、馬の飾りムチを振りながら踊るものです」とジュラットさんは説明しました。
また、ジュラットさんのお子さんで、食と健康学類1年のアジヤ・ジュラットさんが、テイラー・スイフトの「Blank Space」を歌いました。アジヤさんは「日本に来てもう7年です。父と一緒に中学生の時に家族で日本に来ました。昨年、酪農学園大学に入りましたが、日本語で受験して、小論文も書きました。今でも敬語はちょっと難しいですね。ここで4年間勉強して、将来は流通や貿易の仕事に就きたいと思っています」と話しました。
続いて、酪農学園後援会より、参加者たちに図書券が贈呈されました。
会場ではおしるこや抹茶、和菓子などが提供され、参加者たちは日本の伝統の味を楽しみ、親睦を深めました。