NEWS NO.169(2014年度)
JICAの2014年度日系研修員、足立スサーナさんが長期研修を修了
3月6日(金)JICA北海道にて 2014年度日系研修員の「合同閉講式」が執り行われ、本学からは昨年5月にアルゼンチンから来日し、石井智美教授(食と健康学類 臨床栄養管理学研究室)の下で指導を受けてきた日系2世の足立スサーナさんが参加し、修了証書が授与されました。
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JICAの「日系研修員研修」事業は、中南米地域への日本人移住者子弟である日系人への技術協力を通じ、移住先の国や地域の発展に寄与することを目的としています。石井教授の研究室でも、2009年からJICA日系研修員研修を積極的に受け入れ、延べ10名の日系研修員が食と栄養に関する多彩な研究を行ってきました。
2014年度 「日本における食文化研究」の研修を行った足立さんは、昨年5月から来日し、約10ヶ月間に渡る長期研修を終えました。
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Clik here to view. 足立さんは「中南米諸国では、まだ食・栄養・健康を関連づけた知識が十分に浸透しておらず、そこで暮らす日系人は肥満や生活習慣病の発生率が多い傾向にあります。今回の研修では、食品加工実習や食関連のイベントに携わり、帯広で開催された栄養改善学会の学術総会でも発表をする機会を持ちました。日本食に関する科学的な検討を行うことで、日本食の素晴らしさを改めて知ることができました」と話しました。