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Channel: 在校生の方へ –酪農学園大学 | 獣医学群・農食環境学群
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本学園の肉牛が「候補種雄牛」に選定

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NEWS NO.175(2014年度)

本学園の肉牛が「候補種雄牛」に選定

 

 このたび、本学園のフィールド教育研究センター肉畜生産ステーション(元野幌農場)で生産した黒毛和種「花平安」(P黒992)(旧名:夢花平)が、平成27年度(2015年度)前期の候補種雄牛として、4月1日より産肉能力検定調査牛生産のための交配が開始されます。 

 

花平安

 

 農林水産省では、輸入牛肉との差別化を図るためには、わが国の肉用牛の産肉能力の向上と高位平準化を図る必要があることから、一般社団法人家畜改良事業団や独立行政法人家畜改良センターと協力して、遺伝的に優れた能力を有することが科学的に証明された種雄牛を計画的に作り出し、その広域的な利用を進める「肉用牛産肉能力平準化促進事業」を行っています。

 事業の流れは、①候補種雄牛を選定し採精(年間40頭) ②精液を雌牛に交配(平均15頭ずつ) ③産子を同じ環境・条件で肥育し枝肉を調査 ④種雄牛を選抜(おおむね上位1/3) ⑤種雄牛の精液を全国に供給 というものです。

 花平安は、優良種雄牛「北平安」と優良雌牛「たかこ1(第1花国・安平・大将)」の子で、2013年4月に元野幌農場で生産され、現在は(一社)家畜改良事業団の盛岡種雄牛生産センターに繋養されています。今後、産子が生まれ、発育や枝肉成績が調べられます。優秀な成績が得られ、種雄牛として選抜されることが期待されます。

 

※写真は「一般社団法人家畜改良事業団」提供


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