NEWS NO.101(2015年度)
「大学における安全保障輸出管理制度」説明会を開催
9月14日(月)本学の学生ホールにおいて、一般財団法人安全保障貿易情報センターの森本正崇氏を講師に招いて、「大学における安全保障輸出管理制度」説明会が開催され、教職員およそ50名が聴講しました。
文部科学省では、外国為替及び外国貿易法(外為法)を踏まえ、大量破壊兵器への転用等、国際的な平和及び安全の維持を妨げるおそれのある貨物の輸出や技術提供、機微情報の流出を防ぐため、留学生の受入や海外での研究活動、国際交流などを行っている各大学に対して、体制整備や意識啓発を行うよう要請しており、今回の説明会はこれを受けて開催したものです。
安全保障貿易情報センター 森本 正崇 氏
森本氏は、なぜ大学で安全保障輸出管理が必要なのか、輸出管理の対象となる貨物や技術の内容、規制の基本は非居住者への提供であること、貨物や技術がリスト規制で定められている品目やスペックに該当するかどうかの確認が必要、リスト規制の対象となっていない貨物や技術は需要者や用途によって輸出許可が必要、留学生の受入や学会発表等での留意事項などについて、分かりやすく説明され、最後に質疑応答が行われて、終了しました。
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約50名が聴講 | 竹花一茂学長のあいさつ | 質疑応答 |