NEWS NO.176(2015年度)
林正信教授(獣医学類)の最終講義報告
本学獣医学類の林正信教授(獣医放射線生物学ユニット)の最終講義が、1月25日(月)15時20分より学生ホールにて行われ、学生や教職員約190名が出席しました。
はじめに、遠藤大二教授から林教授の経歴を紹介した後、林教授が「出会いと感謝」と題して、生い立ち、大学時代からやアメリカ留学を経て本学での研究活動、特にウイルスの分子生物学的解析、アンチセンスやRNA酵素、DNAワクチンによるウイルス制御、腫瘍の抗銅療法、動物の遺伝子診断法の開発などについて紹介しました。
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遠藤 大二教授(獣医放射線生物学ユニット) | 林 正信 教授(獣医放射線生物学ユニット) | 学生ホール |
また、研究で関わった方々やゼミの教え子を紹介し、最後に学生たちに対して、「創造性を養うためには書くことが重要です。文章を書きましょう。大学の機能は知識の獲得(研究)、伝達(教育)、応用(社会サービス)であり、それぞれが機能して循環することが必要です。皆さんがこれから不透明な時代生きるには、足元を見ないで先のことを心配していてはつまずいて転ぶだけです。けれども、足元だけ見ていては、前から来た人とぶつかります。バランスよくやりましょう」とメッセージを述べました。
その後、及川伸獣医学類長が林教授のこれまでの功績に対して感謝の言葉を述べ、最後にゼミの学生から林教授に花束を贈呈しました。
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及川 伸 獣医学類長(ハードヘルス学ユニット 教授) | ゼミ学生から花束贈呈 | 駆けつけた卒業生 |