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本学大学院生が第23回日本景観生態学会でポスター賞を受賞

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NEWS NO.46(2013年度)
  本学大学院生が第23回日本景観生態学会でポスター賞を受賞 


 本学大学院の野生動物保護管理学研究室(指導教員:吉田剛司教授)に所属する大学院生2名が、6月28日~30日まで岩手大学で開催された第23回日本景観生態学会のポスター発表において最優秀(1位)、準優秀(2位)を受賞する快挙を達成しました。

 最優秀賞に選ばれたのは、上原裕世さん(大学院酪農学研究科博士課程1年)が発表した「エゾシカの高密度化により植生構造が改変された洞爺湖中島におけるヤブサメの生息地選択(上原裕世・川路則友・梶光一・吉田剛司)」。
 上原さんは「賞を頂いたことをとても光栄に思います。ただ不十分な点が多いことは自分が一番分かっており、良い意味でプレッシャーを頂きました。今後もさらに研究を深めたいです。まずは指導して頂いた吉田教授や調査でお世話になった地元の方々,当日発表を聞いて様々な意見やアドバイスを下さった方に心から感謝したいです」と話しました。

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発表中の上原さん

 準優秀は松橋杏子さん(大学院酪農学研究科修士課程2年)が発表した「北海道標津町におけるヒグマ出没確認ポイントの景観要因の把握(松橋杏子・藤本靖・赤石正男・長田雅裕・吉田剛司)」。
 松橋さんは「はじめての学会で賞を受賞できるなど思ってもおらず驚いています。今後も研究に精進し、地域に役立つ成果が残せるように頑張ります」と話しました。

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発表中の松橋さん

 

 授賞式では、審査委員より景観生態学研究における学術的な成果のみならず、野生動物保護管理学研究室の溢れるバイタリティーが高く評価されたことが報告されました。

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指導教員の吉田剛司教授(中央)と上原さん(左)、松橋さん(右)

 多数の発表の中で1位2位を独占したことについて指導教員の吉田教授は「野生動物の研究は、フィールド調査が基本です。二人ともフィールドでの調査能力が高いために、非常に科学的に価値のある知見を集約できました。これからは、もっと精進して北海道の野生動物の保護管理を担ってもらいたいと思います」と話しました。


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