NEWS NO.91(2016年度)
学生が札幌グランドホテルでトマトの販売実習
8月12日(金)午後9時から正午まで、循環農学類農場生態学研究室(園田高広教授)の学生(3年生)4名が札幌グランドホテル1階のショップ前で、トマトの販売実習を行いました。
これは、札幌グランドホテルとの連携協定の一環として実施したもので、学生たちは、生産から販売までのプロセスを体験し、お客様の声を直接聞くことに加え、販売に際してホテルの接客マナーを学ぶことが目的です。
店頭には、学生たちが収穫して選別した後、パック詰めをしてシールを貼った色とりどりの6種類のミニトマトや中玉トマトが並びました。また、販促資材として、手作りのパネルや品種の特徴を書いたリーフレットも用意しました。
学生たちは、通りかかった観光客などに、試食を勧め、品種ごとの特徴を説明しながら、販売を行いました。外国人のお客様も購入していました。
販売は、13日(土)も行います。

左から梅津彰吾さん、髙橋勇太さん、内海晧介さん、上条哲矢さん
梅津 彰吾さん
いろいろな品種を詰め合わせたミックスが一番よく売れます。トマトらしい大きさのMr.野のけっさくも売れています。
髙橋 勇太さん
身だしなみや言葉づかい、笑顔の作り方などの接客マナーを、前日にホテルスタッフの方に教えていただき、勉強になりました。
内海 皓介さん
接客や販売は体験したことがないので、最初はぎこちなかったです。
上条 哲矢さん
外国人のお客様の対応は、言葉の壁があって苦労しました。
CFプチぷよ | グミのような新しい食感で、皮が薄く、果肉も多くジューシー。 見た目もツヤツヤで綺麗なミニトマト。多収なのも特徴。 |
Mr.浅野のけっさく | 開発者の浅野さんが10年の歳月をかけたまさに最高傑作のトマト。 甘さ、うまさを追求したバランスの良い中玉品種。 |
プリンセスロゼ | イタリアの天才育種家といわれるマロウ氏が日本人向けに開発した品 種。 色がロゼ色で、味は甘み、酸味ともにちょうど良いミニトマト。 |
ピッコラカナリア | 高糖度で濃厚、とろける食感の黄色いミニトマト。 ベータカロテンを多く含む。 |
アイコ | 細長い形が特徴のミニトマト。 果肉が厚く、ゼリー部分が少ないので、トマトの食感が苦手な人でも食 べやすいトマト。 |
トスカーナバイオレット | 紫色のミニトマト。 ぶどうのような皮の薄さとプチッと弾けるような食感が特徴。 |

トマト6種

研修を生かして接客する学生