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本学学生が健康減塩レトルト食品レシピプレゼン大会で受賞

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NEWS NO.104(2016年度)

本学学生が健康減塩レトルト食品レシピプレゼン大会で受賞

(一社)地域健康社会研究所と(株)ベル食品が主催する「健康減塩レトルト食品レシピプレゼン大会」の学生部門の結果発表が7月25日に行われ、食と健康学類3年生(管理栄養士コース)の5名が準大賞を受賞しました。

今回準大賞を受賞したのは、ごはんにかけるタイプ部門で「トマトとつくねの親子丼」、スープ部門で「たっぷり根菜のミルク坦々スープ」を考案した森伊歩希さん(給食経営管理学研究室)、芦崎和航さん(栄養学研究室)、栗原隆悟さん(公衆栄養学研究室)のグループによる、2部門のダブル準大賞受賞と、ごはんにかけるタイプ部門で「1日分の野菜!どさんこキーマカレー」を考案した宮本彩加さん(給食経営管理学研究室)、甲斐みづきさん(給食経営管理学研究室)ペアがそれぞれ準大賞を受賞しました。

◎準大賞を受賞したレシピは次のとおりです。
「トマトとつくねの親子丼」
「たっぷり根菜のミルク坦々スープ」
「1日分の野菜!どさんこキーマカレー」
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森 伊歩希(もり いぶき)さん
静岡県立静岡東高校出身。管理栄養士を目指し入学する。

 

「今大会は、ベル食品コラボ開発企画ということで、受賞作品の商品化の可能性がありますので、ターゲット層と需要を考えました。
そこで、僕たちが考えたのは、10代~30代の若い女性です。学生など若い人は、時間がない時、作るのが面倒な時、食欲が湧かない時にレトルト食品を食べるイメージがあります。ただし、女性は、彩りの悪いレトルト食品を人前で食べるのは抵抗があると考えている人が多いということが調査で分かったので、ならば彩りの良いレトルト食品を目指そうと考えました。また、女性の口コミで広がったヒット商品は数多くあります。女性に人気がない商品は売れないと見込みました。
今回は、今までチャレンジしてきたコンテストとはコンセプトが違っていて、レシピを考えるだけでなく原価や商品の価値、マーケティング、ニーズを考えるというものでしたので新鮮でしたし、とても勉強になりました。将来は、管理栄養士監修の「食べても健康でいられる」レシピの考案や、商品開発も視野に入れて考えたいです」。

 

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芦崎 和航(あしざき わたる)さん
北海道北広島高校出身。手に職を着けるという意味で資格を取得しようと考え、管理栄養士の国家試験合格率100%の本学を選び入学する。

 

「私は計算が得意なので、栄養成分や食材計量の計算を主に担当しました。チームワークがよく、楽しんで参加することができました。将来は、生化学に興味があるので、食品衛生監視員や、保健所に勤めて食中毒発生調査などに従事できたらと考えています」。

 

 

 

 

 

kurihara栗原 隆悟(くりはら りゅうご)さん
神奈川県立岸根高校出身。管理栄養士を目指して本学に入学。

 

「私は小さい頃から母がキッチンに入って料理する姿を見るのが好きで、見ている内に料理ができるようになりました。身近に体が弱い者がいたので、そういう人にも食べられる料理を作りたいと思ったことと、看護師だった叔母の影響を受けて管理栄養士になりたいと思いました。将来は、病院や保健所に勤めるか、地域の保健師になりたいと考えています」。

 

 

 

 

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img_2206-1宮本 彩加さん
札幌光星高校出身。お菓子作りをはじめ料理のアイデアを考えることが好き。商品開発にも興味があり。健康を考え病気の人のための献立を考える管理栄養士を目指ざそうと、地元である江別市にあり、国家試験合格率100%の本学を選び入学する。

 

【受賞歴】
「第2回北海道病院レシピコンテスト・低カロリースイーツ部門」学生部門 銀賞受賞
http://www.rakuno.ac.jp/article-37177.html
「家庭で作れる低カロリースイーツ」書籍化
http://www.rakuno.ac.jp/article-46876.html
「第3回北海道病院レシピコンテスト・乳和食部門」学生部門 銀賞受賞
http://www.rakuno.ac.jp/article-39631.html
「第1回全国病院レシピコンテスト・低カロリースイーツ」学生部門 銀賞受賞
http://www.rakuno.ac.jp/article-46064.html

 

「今回は、ベル食品とのコラボ企画ということで商品化が実現される可能性があると聞き、小林先生がみんなをベル食品の工場見学に連れて行ってくださいました。レトルト食品にしやすいレシピを考えるなどこれまでのコンテストとは違った楽しみがありました。
管理栄養士を目指す者として、腕を磨く機会を与えていただくことは大変嬉しいです。また、コンテストではプロ部門の実演を見られるので、現役の管理栄養士の方に会えることも貴重な経験になります。できる限り何度でもチャレンジしていきたいです」。

 

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甲斐 みづきさん
北海道札幌啓成高校出身。身近に糖尿病を抱えている者がいたことがきっかけで、病院勤務の管理栄養士を目指す。地元である江別市にあり、国家試験合格率100%の本学を選び入学する。

 

「レトルト食品を調べてみると9割以上はカレーの商品だと分かりました。それだけ需要があり、レトルト食品に向いているということは、やはりカレーのレシピを考えるしかないと思いました。ただ、シピ作りの条件には、北海道産の食材を使用することや1日に必要な野菜を摂取できること、生活習慣病の対策なども考えなければなりませんでしたので簡単ではありませんでした。また、レトルト食品の特性として、高温高圧で処理されるため、キャベツやニラなどの葉野菜、大根、里芋など溶けやすい野菜が使えません。葉野菜がないと彩りが茶色になってしまうことも悩みました。レトルト食品の1パックが200gと決められているので、野菜の量が多いと分量を超えてしまうので、玉ねぎはすり下ろして水分を飛ばす工夫をしました。
昼と夜ご飯は毎日レトルト食品を食べて、二人で相談してアイデアをだし合いながら、レシピを考える時間は楽しかったです。
入学当初は、病院勤務の管理栄養士になることを考えていましたが、今回のベル食品や12月に販売されるどんぐりとのパンの新商品企画に携わり、視野が広がってきました。今後もいろいろなことにチャレンジしていきたいです」。


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