NEWS NO.36(2018年度)
ごはんの適量を学ぶ3・2・1弁当箱法
米穀安定供給確保支援機構の協力のもと、7月27日に、食と健康学類・管理栄養士コース3年の栄養指導論実習(4回目)において、「ごはんの適量を学ぶ3・2・1弁当箱法」(指導:杉村留美子准教授 栄養教育学研究室)が行われました。
栄養指導で栄養素の必要性や食品の組み合わせを学んでも、日々の生活で実行しにくいことから、もっと気軽に楽しく、だれでも安心して実行できる方法として、「主食・主菜・副菜を組み合わせる」食事法が生まれました。
「3・2・1弁当箱法」とは、1色に何をどれだけ食べたらよいかについて、だれもが理解し、自分のゴールをもち、実行しやすいように開発された食事づくり(料理の組み合わせ)のものさしです。
食べる人の体や健康に合ったサイズの弁当箱を1食全量把握のものさしにして、その中に主食・主菜・副菜料理を3:1:2の割合に詰め合わせると、適量(目指したエネルギー量)で栄養のバランスがよく、味、くらし・環境面からもすぐれた食事1食をつくることができるという考えです。