NEWS NO.154(2013年度)
2013年度「第2回家庭菜園講座」を開催
2014年3月1日(土)、大学エクステンションセンター主催の第2回家庭菜園講座が酪農学園大学C1号館101番教室で開かれ、57名が受講しました。また、余市町農村活性化センター「メッセ・アップルドリーム」余市サテライト会場で、2時限目の講義をテレビ会議システムでの同時中継で配信し51名が受講、合計108名という多数の受講者がありました。
林多喜夫エクステンションセンター事務次長の挨拶、講師紹介の後、2名の講師により講義を行いました。
1時限目9:00~10:30「土の性格と野菜つくり」
講師:酪農学園大学 農食環境学群 教授 三木直倫(有機農学研究室)
三木教授は、家庭菜園において重要である土づくりに関して、6つのポイントをあげ講義をされました。
特に堆肥の上手な選び方、上手な生ごみコンポストの作り方などの注意点と異なる科の作物を組み合わせる輪作体系の遵守などについて話され、最後に寒締めベビーリーフの作り方を話され、講義は終了しました。
2時限目10:45~12:15「作物に適した環境づくり」
講師:酪農学園大学 農食環境学群 教授 園田高広(農場生態学研究室)
園田教授は、はじめに自身の研究テーマであるアスパラガスの栽培における害虫防除について話され、つづいて「作物に適した環境づくり」と題して、野菜栽培の基礎、注意点を様々な事例をあげながら説明されました。最後に、「作付計画を立て、作物の特性に適した管理を心掛け、野菜作りを楽しみましょう」とまとめられ、講義は終了しました。
受講者から両講師に対して、実体験に基づく質問が多く寄せられ、受講者の熱心さ、意識の高さがうかがわれ、充実した内容の講座となりました。
2013年度のエクステンションセンター生涯学習課主催の公開講座は、「第2回家庭菜園講座」をもちまして終了となりました。多数の市民の方の参加をいただき、感謝申し上げます。また、2014年度の公開講座にも、多くの市民の皆様の参加をお待ちしております。詳細が決まりましたら、ホームページでも公表させていただきます。
酪農学園大学エクステンションセンターより(2014.03.18)