NEWS NO.49(2013年度)
~救護されたアカゲラを放鳥~
本学の野生動物医学センターWAMC(獣医寄生虫病学ユニット浅川満教授)で救護していたアカゲラが7月3日の早朝、保護管理していた学生たちの手によって放鳥されました。
放鳥の前日、江別第二小学校近くの湯川公園で遊んでいた小学生が、地面に落ちている幼鳥を見つけ同小学校運び、小学校教諭によって本学(WAMC)に運ばれました。
保護管理を行った、獣医学部6年の竹内徳余さん(獣医寄生虫病学ユニット)は、「先生方のお話では、小学生がアカゲラを保護した際に汚れていたので水道水で水洗いしてしまったとのことで、小学校に持ち込まれた時は衰弱していたそうですが、ドライヤーをあてて乾燥させるなどの対応を取られた結果、WAMCに運ばれてきたときには元気でした。外傷などの異常も見受けられませんでしたので、翌日の朝8時頃に、湯川公園で巣を見つけ放鳥しました。アカゲラは元気に飛び立ち、近くの木にとまりました」と話ました。