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Channel: 在校生の方へ –酪農学園大学 | 獣医学群・農食環境学群
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「野生動物医学概論」で大沼学さんが特別講義

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NEWS NO.43(2013年度)
 「野生動物医学概論」で大沼学さんが特別講義 


 6月27日、18:00からB1-201講義室にて、「野生動物医学概論」(担当:浅川満彦教授)の特別講義が行われ、国立環境研究所に勤務する本学卒業生、大沼学氏が「(独)国立環境研究所における絶滅危惧野生動物の生物資源凍結保存と生物資源を活用した研究」と題して講義を行いました。

 大沼氏は1992年3月に本学獣医学科(寄生虫学研究室:浅川満彦教授)を卒業後、知床財団勤務、青年海外協力隊「生態調査」での活躍、ボルネオ島オランウータン・リハビリセンターの獣医師として7年、その後、北大の獣医生態で博士号を取得、京大霊長類研究所勤務を経て現職に至っています。
現在、日本野生動物医学会副会長の立場として、野生動物専門医協会長も兼任し、後進の育成にも尽力されています。
図3 図1
 国立環境研究所に併設された野生動物検疫センターには現在、パートタイムを含め4名の獣医師が勤務され、大沼氏はそのリーダーでもあります。今までの多様な経歴を背景に、国内外の関連機関との共同研究を推し進めていることや、本学で学んでいた当時の”野外調査”や”研究”などの話をしました。

 現在、ゼミで学ぶ学生にとって、環境あるいは希少野生動物をキーワードにした職域とは、具体的にどのような場があるのかを理解する場となり、講義のあとも大変活発な論議が展開されました。





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