NEWS NO.172(2014年度)
日本学生スポーツクライミング個人選手権大会で、西村望さんが優勝
3月6日(金)、7日(土)に東京都杉並区の明治大学和泉キャンパスで開催された「2015日本学生スポーツクライミング個人選手権大会」において、本学フリークライミングサークルの西村望さん(循環農学類3年)が男子の部で総合優勝を果たしました。また、女子の部では、片山紗季さん(獣医学類2年)が2位に、塚野萌美さん(環境共生学類2年)が3位に入賞しました。
(右が西村望さん)
この大会は、「ボルダリング」と「スピード」の2種目の総合得点によって順位を競います。ボルダリングとは、高さ約4mの人口壁に設置されたコースを制限時間内に登る競技で、時間をいかにうまく使って壁を攻略するかがカギとなります。スピードとは、定められたルートを登るタイムを競います。西村さんはボルダリングで1位、スピードで5位での総合優勝でした。片山さんはボルダリングで4位、スピードで1位、塚野さんはボルダリングで3位、スピードで3位でした。
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西村さんはクライミングの魅力について、「入学した高校に16mのクライミングウォールがあり、それに魅せられたのがこの競技を始めたきっかけでした。大会に挑むにあたっては、10日くらい前から減量を始め、栄養の摂取を計算して体を調整し、集中力を高めていきます。競技に必要なのは、筋力や瞬発力はもちろんですが、精神力、集中力が求められます。競技中は、周囲の音が消えて、何も考えられず、壁と自分しかいないという時間が来ます。登るのはきついですが、それだけに登り切ったときの達成感は、他のスポーツでは得られないものがあります。
高い壁を登るので危険と感じるかもしれませんが、スポーツクライミングは安全面にしっかりと配慮がされています。男子は理想的な体型になれますし、女子は基礎代謝が上がって太りにくい体質になれる、どちらにもおすすめの楽しいスポーツです」と話しました。