NEWS NO.125(2015年度)
本学学生が第3回北海道病院レシピコンテストで銀賞を受賞!
8月28日(金)、ホテルオークラ札幌で開催された「第3回北海道病院レシピコンテスト 乳和食部門」において、食と健康学類3年の佐藤薫さん(公衆栄養学研究室・安川澄子教授)が考案した「ミルク味噌で鮭のちゃんちゃん焼き」が、同学類2年の宮本彩加さんと吉野浩世さんが考案した「ミルクちゃんちゃん焼」が、学生部門で銀賞を受賞しました。3名は、第2回の「低カロリースイーツ部門」に続いての連続受賞となりました。
このコンテストは、病院レシピの普及を目的に(一社)地域健康社会研究所が主催し、プロ部門が50作品、学生部門が9作品、合計59作品の応募の中、学生部門では金賞1作品、銀賞5作品が選ばれました。レシピは「北海道食材を使い、家庭で簡単に作れる美味しい乳和食(主菜に牛乳を使用)」をテーマに、主菜1品と副菜2品を組み合わせ、塩分や調理時間などの条件が設けられました。
●学生部門 銀賞 佐藤薫さん
![]() | 主菜「ミルク味噌で鮭のちゃんちゃん焼き」 副菜A「日高ほうれん草のおひたし、おろし和え」 副菜B「網走産しじみのお吸い物」
※詳しいレシピはこちら |
佐藤さん 「テレビで北海道の郷土料理を特集した番組を見て、ちょうど鮭が旬の時期でもありましたので、ちゃんちゃん焼きのレシピを思いつきました。味噌は塩分が高いので、牛乳で割って出し汁を加えることで、うまみを出しました。彩りをよくするためにパプリカを使い、早く簡単に作れることも考えました。コンテストへの応募は、自分の実力を客観的に知る良い機会です」。
●学生部門 銀賞 宮本彩加さん・吉野浩世さん
![]() | 主菜「ミルクちゃんちゃん焼」 副菜A「カッテージチーズととろろのほうれん草おひたし」 副菜B「トマトのはちみつ煮 ヨーグルトかけ」
※くわしいレシピはこちら |
宮本さん(左) 「主菜には、酪農学園の健土健民牛乳を使っています。牛乳を加えることで、味がまろやかになり、塩分控えめでもおいしくなります。副菜A、Bにも全て乳製品を使って、副菜Aで作ったカッテージチーズから出たホエーを副菜Bに使用することで、食材を無駄なく利用しました」。
吉野さん(右) 「野菜をたっぷり取れるレシピをと考え、この組み合わせにしました。副菜にほうれん草を選んだのは、ほうれん草に含まれるカリウムは塩分を排出する効果が期待できるからです。副菜Bの昆布は、ホエーで戻すことでさらにうまみが増します。将来は、病院などで栄養を管理する仕事も志望先として考えていますので、このコンテストはとても勉強になります」。