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循環農学類4年髙橋勇貴さんが日本農業技術検定1級合格

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NEWS NO.178(2015年度)

循環農学類4年髙橋勇貴さんが日本農業技術検定1級合格


 昨年12月12日に行われた「平成27(2015)年度第2回日本農業技術検定」1級に、本学循環農学類4年の髙橋勇貴さん(肉用家畜飼養学研究室所属)が合格しました。

 日本農業技術検定(農林水産省・文部科学省後援)は、農業系大学などの学生や農業後継者、農業関連企業の社員などの農業技術の知識や技術の水準を高めることを目的として、平成19(2007)年から日本農業技術検定協会(全国農業会議所が事務局)が実施しています。受験科目は、作物・野菜・花卉(かき)・果樹・畜産・食品から選ぶことができます。1級の出題は、優秀な大学院生レベルで、難易度が高いと言われています。

 今回、1級の検定には、全国から245名が受験し、合格者はわずか26名、合格率は10.6%でした。


 北海道帯広三条高校出身の髙橋さんは、農業や家畜のことを全く知らなかったので、実際に家畜に触れて体験しながら学ぼうと、中小家畜研究会(学生サークル)に所属しました。サークルでヒツジ、ヤギ、ミニブタの飼育をするほか1年間、本学の農場でも乳牛と豚の世話をするアルバイトをしました。これらの経験を生かし、卒論には「分娩前後の飼養管理と血液成分、体重および周産期病発生の関係」を発表しました。卒業後は、農業改良普及センターで働く予定です。

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髙橋さんは、「昨年の合格者の記事を見て受験してみようと思いました。畜産科目を受けたのですが、3分の1くらいは過去問題を重点的に勉強すれば問題は解けると思います。授業でも学ばない難問が1~2問出たのですが、合格してほっとしました」と話しました。

 また、今後について、「牛や豚の出産の立ち合いなど、農場職員のみなさんには本当にお世話になりました。特に、尾崎邦嗣さんには現場のイロハを教えていただき、感謝しています。 現場では知識と経験がなければ信頼してもらえないので、普及指導員になったら、もっともっと勉強しなければならないと覚悟しています。いつか、みなさんの役に立つことを教えられる普及指導員になりたいです」と、将来の抱負を語りました。


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