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Channel: 在校生の方へ –酪農学園大学 | 獣医学群・農食環境学群
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ジンプロセミナー「暑熱ストレスと跛行対策」を開催

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NEWS NO.18(2014年度)

ジンプロセミナー「暑熱ストレスと跛行対策」を開催
 

 雪印種苗株式会社と本学のルミノロジー研究室(泉賢一准教授)主催のジンプロセミナー「暑熱ストレスと跛行対策」が、6月3日10時から、本学研修館で開催されました。セミナーには、近郊の酪農家をはじめ、酪農業界関係者、本学教員や学生を中心に約70名の参加がありました。

 

DSC_0115 開会にあたり、主催者を代表し、本学の泉賢一准教授(農食環境学群 循環農学類 ルミノロジー研究室)は、「これまで北海道には暑熱対策は必要ないと思われてきたが、気象条件の変化等もあり、夏場に向けて乳質が下がるなどの問題が発生しており、検討していかなければならない問題である」と本セミナーの開催意義を話しました。

 

 

 

 

DSC_0134 開会あいさつのあと、ジンプロコーポレーションのダナ・トムリンソン博士によるセミナーが始まり、暑熱ストレス、飼育成績への影響、跛行牛の早期発見法、乳牛の冷却法などについて、栄養生理学・牛群管理学の観点から説明されたほか、なぜ泌乳量が落ちるのか、乳量、乳質の低下の原因、気温と湿度から感じるストレスによるルーメン環境の変化などについて、具体的な事例を示しながら、関係性について話されました。また、暑熱ストレスによるルーメン環境の変化によって蹄の健全性も失われること、家畜栄養管理の立場からミネラルと水の重要性や乳牛の冷却法について解説されました。

 

 

DSC_0117現場の参加者からも多くの質疑が出され、セミナーは盛況のうちに終了しました。


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