NEWS NO.19(2014年度)
本学学生と札幌グランドホテルのスタッフが共同でトマトを定植
6月3日(火)14時40分から、本学の作物生産ステーションのビニールハウスにおいて、循環農学類3年生「栽培学実習Ⅰ」の実習として、学生約30名と札幌グランドホテルのスタッフ7名が、トマトの定植作業を行いました。本学と札幌グランドホテルは連携協定を締結しており、このたび協定に基づく取り組みとして実施しました。
実習担当の園田高広教授(循環農学類 農場生態学研究室)から作業のポイントや注意点などを説明した後、江別市内の最高気温が31℃を記録し、ハウスはさらに蒸し暑い中、汗だくになりながら、12品種240株のトマトの苗を植えました。
今回植えたトマトは収穫後にホテル側が仕入れて、レストランでのメニューに使われるほか、ホテル内で学生が販売実習をする予定です。
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園田教授は「一つの株から2kgの収穫が期待できるので、順調にいけば480kgのトマトが収穫できる予定です。トスカーナバイオレットなど、普段スーパーでは見ることのできない珍しい品種をいくつも植えたので、味、甘み、香り、食感の違いが実感できると思います。品種によっては、トマトソースに適していたり、グランドホテルでは刺身のようにして出したり、用途はさまざまです。8月には学生たちが実際にホテルの売り場に立って対面販売実習を行う予定で、生産だけではなく、流通や消費について理解を深めることができます」と話しました。
札幌グランドホテルのスタッフは「昨年もホテルで販売しましたが、いろいろな品種があり、カラフルで見た目がきれいですし、甘くてすごくおいしかった!育てた学生さんが実際に販売するというのも良いアピールになり、開始から1時間半で完売しました。レストランでは、朝食バイキングに出したりディナーで食べ比べをしていただいたり、お客様に大変喜んでいただいています」と話しました。
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